にかほ市「元滝伏流水」
 令和2年7月に入って、再び「新型コロナウィルス感染症」が全国的に広がりを見せています。保育園児・幼稚園児がたくさん訪れる「健康の森」は、今、夏の暑さでひっそりしています。
 秋田市は未だ梅雨明けをしていませんが、曇ったり晴れたりと落ち着きのない天気ですが、6月の晴れた日、久々に、にかほ市象潟の「元滝伏流水」を訪れました。
 
  資料から、「今から約10万年前に流れ出した鳥海山の溶岩の末端崖から流れ落ち ている湧き水の滝です。落差5m、幅30mで、水温は一年を通してほぼ10度です。1日50,000トンも湧き出す水が、幾筋もの線となってコケの上を流れ落ちていくのが見どころです。火山の恵みでつくられた、豊かな水と美しい風景が楽しめます。」とのこと、元滝川にそって遡るコースが一般的ですが、この日は暑かったので林道から下った場所に駐車をしました。
   
  元滝川を遡るコースは、清水のせせらぎを聴きながらほぼ平坦な道です。ゆっくり歩くと15分程で到着です。
 今日は近道で、スギの中の散策道を通ります。所要時間は5分程度ですが、駐車スペースが限られているので、「元滝川を遡るコース」がお勧めです。
 程なく、スギの合間から見えてきました。
   
  写真を撮る場合に水の流れを早く見せる場合はシャッタースピードを早めにしていますが、谷間には日があまり当たらないのでこれが限界です。プロなら、照明機材を準備して撮るのでしょうか。
   
  大きな岩の下から水が流れ落ちます。
   
  苔むした岩を食むように水が流れていきます。
 5月下旬には、岩場にレンゲツツジの花が咲き、滝の飛沫とマッチして良い景色です。
 暑い夏の朝には、冷えた水蒸気がモヤとなって谷間一面を覆うことがあります。
 アクセス
 鳥海山ブルーラインに向かって行くと奈曽(なそ)の白滝交差点があります。そのまま鳥海山へ直進、栗山園地へ向かう道路を越えると直ぐ右斜め前の道に入ります。「象潟病院」の看板があり、そのまま道なりに進んで行くと元滝伏流水の駐車場に到着します。トイレ有り、コース案内板が設置されています。
inserted by FC2 system